限界運動と咀嚼運動・発後運動の違い
よく歯医者さんで、虫歯の治療をすると、紙みたいなものを咬まされて「カチカチ咬んでください」とか「横にギリギリ動かしてください」とか言われますよね?
患者様の大半は、あの行為で咬み合わせを見て、咀嚼がきちんと出来ているかをチェックしてもらえていると勘違いしています。
実はあの行為は、限界運動という動きをチェックしています。
これは、口を目一杯あけたり、顎を前後左右に動かすことができるかを見ているだけです。
重要なのは、日ごろの食生活や言葉を発する行動において、この限界運動というものがメインとなっているのかというと、そうではないという事。
咀嚼運動、発語運動と呼ばれるものは他にあり、全く異なるものなのです。
ですので、「定期的に歯医者さんへ行っていて、咬み合わせについて指摘を受けていない=咬み合わせは正常」という話ではないという事を、理解していただきたいです。
咀嚼運動、発語運動をチェックするには、シロナソアナライザーという測定機器が必要です。
この機械自体の導入自体が、ほとんどの歯科医院で行われていないので、つまり咀嚼運動や発語運動をしっかりチェックする事は難しいのです。
青木歯科医院には、シロナソアナライザーが導入されています。
あなたの咬み合わせをきちんとチェックできますので、
お悩みがある方は、一度当院までご相談ください。